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不眠症と病院に行く判断基準

 

不眠症は病院に行くというイメージがつきまといます。
たとえば精神科や神経科、心療内科、精神神経科ですね。もちろん近くに、睡眠専門のクリニックがあれば、そこが一番よいと思います。

一昔前のイメージから、不眠症というと病院に行って、睡眠薬を処方してもらうと考えがちです。そして耐性がついてくるので、つい飲みすぎてしまい、命の危険にさらされる・・・そんな印象を持っている人がいるかもしれません。しかし、それは誤りです。

不眠症の病院で処方される睡眠薬は、現在、ベンゾジアゼピン系の睡眠導入剤が主体となっています。これは、かつてのように脳幹に働きかけるのではなく、感情の元である大脳辺縁系に作用する薬。つまり興奮しすぎた感情を鎮めてリラックスさせるわけです。専門家にいわせると、アルコール(お酒)を眠り薬に使うよりも安全だといいます。

三つの不眠症のタイプとは?

とはいえ、不眠症になったからといって、必ず病院に行かなければいけないかというと、そんなことはありません。不眠症には期間の長さによって、主に三つの症状があります。

  • 一過性不眠
  • 短期不眠
  • 長期不眠

一過性不眠とは、誰もが一度は経験したことのある不眠です。たとえば試験の前日に眠れない。ちょっとした悩みや、人の帰りを待っていて眠れないなどです。その悩みやストレスがなくなれば、また心地よい眠りに入っていけるので、まったく問題ないレベルです。というより、この段階の不眠症で病院に行くことを考える人は、まずいないでしょう。

短期不眠とは、それよりも、もう少し長く続く不眠症。
こちらも、ストレスの本体が解決すれば、おのずと不眠症も改善します。このレベルなら、病院へ行かずとも、自分でできる不眠対策はいくらでもあります。いわゆる市販の本で解説されている安眠法の効果を期待できるレベルです。

さいごに長期不眠とは、1ヶ月以上も眠れない夜が続く症状。
不眠症とは、寝つけない悩みだけではなく、夜中に目覚めたり、早朝に起きてしまったり、睡眠時間を取っているのに寝不足感が残るという場合も含まれます。こういった症状のどれかが1ヶ月以上続いて、辛く感じる場合に、はじめて不眠症の病院に行くといいでしょう。

不眠症と病院に行くべき症状

1ヶ月以上も不眠症が改善しない場合、かなり根強い原因が考えられます。
たとえば、とくに原因が見当たらない場合は、神経症が背後にある可能性があります。寝ようと焦るほど、ますます寝付けなくなる精神生理性不眠などですね。「今日もまた眠れないのでは?」という予期不安をもってしまい、睡眠を過度に意識してしまうのです。

こういった神経症由来の不眠症は、病院で実際に寝てみて、睡眠ポリソムノグラフ検査などを行ないます。そして実際はよく眠れていることを知らされると、患者さんは安心して不眠症は改善に向かいます。このように、いきなり睡眠薬を処方するのではなく、カウンセリングが主体となります。ただし症状が強い患者さんに対しては、睡眠薬を使用することもあるようです。

そのほかうつ病による不眠症も、病院へすぐに行くべき症状です。
うつによる不眠は、症状の一部であり、患者さんも不眠症を主な訴えとすることは、まれのようです。うつ病が治れば、しぜんと不眠症も改善されるので、抗うつ薬やカウンセリングなどのうつ病治療を優先させます。

不眠症で寝れない場合、単に体内リズムが夜型ということもあります。
夜更かし癖がついて、夜食をしたり、パソコンを見続けているために、ますます睡眠相が後退していくわけです。この場合でも不眠の症状が1ヶ月以上続くことがありますが、不眠症の病院へ行くことはありません。

これは概日リズム睡眠障害といって、単に体内時計が自転周期に合わないことが不眠症の原因。これを解決するには、多少眠くても朝日を浴びて、体内時計をリセットすること。これが、夜型による不眠症を改善させるのです。

不眠症で病院に行く場合、体や心の病気が影響していることもあります
たとえばアトピーでかゆい、気管支炎で咳が出て眠れない、関節痛がするなど。こういった場合は、該当の病院へ行って治療することが先決です。そうすれば、自ずと不眠症も改善されるはずです。統合失調症や心疾患、脳疾患などが不眠症の原因となっていることもあります。

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